くらし情報『笑うと脳が成長する? 医師が語る「脳番地」の不思議』

2015年11月11日 22:00

笑うと脳が成長する? 医師が語る「脳番地」の不思議

笑いは血流の流れを良くし、冷えの解消にも繋がるそう。

笑いは血流の流れを良くし、冷えの解消にも繋がるそう。

笑うことは健康にも繋がると言いますが、笑顔のとき、私たちの頭の中では何が起こっているのでしょうか?脳医学に詳しく、株式会社「脳の学校」の代表も務める医師・加藤俊徳先生に話を聞いてみました。

怒るとそのことで頭がいっぱいになるけど、笑っているといろんなことを許容できるという感覚、覚えがある人も多いのでは?

「怒っている時に比べて、笑っている時の脳内の酸素使用量は少ない。笑いは脳の余計な部分を使わず、脳にとって楽な状態なんです。笑いで脳はニュートラルな状態になり、複数の事態に対応できるように。笑った後は自然とやる気や集中力も上がります」

加藤先生によると、運動系の脳番地内で占める面積がいちばん大きいのは、顔面と連動している部分なのだとか。

「手や足を少し動かすよりも、顔を動かして表情を作るほうが、脳にとっては大きな運動をしたほどの脳活動になります」

笑顔は体の一部の動きにすぎないけど、脳からすれば大きな動き。
いろいろな笑い方をして表情を動かせば、脳への良い刺激に。

「思い出し笑いは記憶系脳番地を、冗談を聞いて笑うのは聴覚系脳番地を使うというように、笑い方によって別々の部位が感情系脳番地に繋がっていきます。

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