2019年5月22日 21:00
ケータイ代“見直し”の基準はいくら? 理想の「家計の収支」をプロが解説
家計に関するお悩みに、ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんが答えてくれました!
Q. なんとなく将来が不安で仕方ないんです…(泣)。
A. 何に、いくらかかるか把握しておけば対策が立てられます!
何かと不透明な今の時代、将来への不安は誰しも感じているはず。
「そのひとつとして、お金の先行きに対する心配も大きいのでは。今後、どれくらいお金が必要かという目安がわかれば、来る日のために前もって貯蓄をしておくこともできるので、そんな不安もきっと和らぐでしょう」(丸山さん)
なかでも押さえておきたいのが、“ライフイベント”、つまり人生の区切りの出来事にかかる費用。
「若いうちは月々の給料を使い果たす生活でもさほど困らないかもしれませんが、20代後半からは大きな額が必要となるイベントが目白押し。何歳までにマイホームが欲しいのか、などと思い描くと、いつまでにどのくらい貯めるべきかが明らかに。こうしてきちんと貯蓄をしていけば、ライフイベントも安心して迎えられますよ」
ライフイベントには出費がつきもの!
結婚&新生活準備…約430万円、マイカー購入…約300万円、出産…約50万円、マイホーム購入…約4,000万円、子育て…約2,500万円/人、病気で入院…約50万円、老後の費用…約3,000万円、葬式…約200万円
結婚は、挙式や披露宴が70人ほどの規模で約280万円、新生活準備は新居契約費や家電代などで約150万円として、計430万円。