2019年5月30日 19:20
生野菜はNG!? 夏に消化力を減退させない「8つの知恵」
冷たいものを摂れば一瞬カラダは冷えますが、それはお腹が冷えただけ。胃腸周辺の血管が収縮して消化力が衰えます。火照ったカラダを冷やすなら、首回りや太ももなど、太い血管がある場所を冷やしたり、のぼせている頭を冷やすほうが効果的です」(貴子先生)
3.胃が弱っている時は生野菜を控える
「消化・吸収にはエネルギーが必要です。夏はいつもより消化力が衰えるので、弱った状態に負担のかかる食べ物を摂るのは胃腸をいじめるようなもの」(山崎先生)。脂の多い食品や刺激物などを避ける人は多いけれど、実は生野菜も要注意。「元々、人類には生野菜の消化に必要な酵素が備わっていません。
お腹の調子が良くないなら、消化に負担のかかる生野菜を控えめにして、火を入れた状態でビタミンを補給しましょう」(山崎先生)
4.お腹が鳴るほど減ったら食べる
消化力を上げる食べ物を取り入れるより、本来の機能を取り戻すのが先決。「患者さんには、食欲が落ちている時は食べても消化されにくいから、無理に食べなくていいとアドバイスしています。そうすれば、胃腸を修復するほうにエネルギーが使えます。また食事時間を守ろうとせず、お腹がすいたら食べるという考えをしてみるのもおすすめです。