罪深いほどに整った顔立ちからは、つい華奢な体を想像してしまう。けれど、実際はかなりの肉体派で知られる横浜流星さん。小学生の頃から極真空手の道場に通い、中学3年生の時にはなんと、世界大会で優勝するという華麗な経歴の持ち主でもある。
「体を維持するために筋トレは今も続けています。腕立て、腹筋、背筋を毎日100回ずつ。これは、空手をやっていた頃からのルーティンみたいなものですね。ただ、ドラマを撮影していた前後で、体重を10kg近く落としてしまったんです。役に集中するあまり、食事をとることをつい忘れてしまって。
『このままではまずい』と思い、もう一度自分の体としっかり向き合うことにしたんです」
そこで横浜さんがはじめたのは、ジムのパーソナルトレーニング。
「ちょうど同級生がトレーナーをやっていたので、会員登録をして通うことにしました。トレーニングは、マシンや器具を使ったものが中心。かなりハードなメニューもありましたが、友達が付き合ってくれたおかげで耐えることができました。体を鍛えたあとは、毎回自分の体をチェックするのですが、筋肉が少しずつ大きくなっているのがわかるのも嬉しかったです。トレーニングの最中は自分との戦いだと思うので、少しでも甘えがあると勝つことができない。