2019年6月18日 18:20
『アラジン』の中村倫也と木下晴香「叶えたい願いは…」いまの願望を語る
大人になってから改めて気づかされたこと
―それはまたすごいですね(笑)。では、本作から改めて学んだことや影響を受けたことがあれば教えてください。中村さん僕が印象に残っているのは、「ホール・ニュー・ワールド」を歌い終わったあとの掛け合いで、一瞬アリ王子がアラジンであることがバレそうになってうまくだますシーンですね。「なんで気がつかなかったんだろう」という話のあとに、「人は見た目ばかりを見ている」というようなセリフがあるんですけど、そこで嗚咽が止まらなかったですね。(笑)
―それは演じながらということでしょうか?
中村さんいえ、試写を観たときに号泣しました。そういうところは子どもの頃にはわからなかったと思うんですけど、大人になってからグッとくるところで、「確かにそうだな」と思うようになった部分に自分の変化を感じたところです。とにかく号泣でした。
(笑)
誰もが共感できるからこそ長年愛されている作品
―(笑)。では、木下さんはいかがですか?
木下さん幼いころに観たときに記憶しているのは、ジーニーのコミカルな要素や魔法にすごくワクワクしていたこと。でも、今回の出演が決まって改めて観てみると、やっぱりアラジンとジャスミンの恋模様とか、ジャスミンの国民を思うからこその強さというものには同じ女性としてすごく魅力を感じたところです。