くらし情報『吉田鋼太郎、坂口健太郎の芝居に「なんだこいつって思った」』

2019年6月20日 20:10

吉田鋼太郎、坂口健太郎の芝居に「なんだこいつって思った」

5秒の中の動きが、あたかも計算され尽くしたように見えるわけ。水が上から下に流れるようにスムーズに見事にやってのけて、なんだこいつって思ったんだよね。

坂口:(照れながら)いやいや…。

吉田鋼太郎、坂口健太郎の芝居に「なんだこいつって思った」


――お二人が特に好きなシーンは、それぞれどこですか?

吉田:何気ないシーンばかりなんですが、アキオが買ってきたゲームを暁が恐る恐るやり始める時に、アキオがそれをのぞいて、少しニコッてするところ。そこの健太郎の顔がすごい好き。

坂口:僕は、アキオが受験勉強している時にお父さんがお茶漬けを持ってきてくれる回想シーン。

吉田:あのシーン、いいよね。父親と息子の関係性が見えて、俺も好き。


坂口:お芝居していても泣ける気持ちになったし、自分の父親のことをちょっと思い出しました。

――父親と息子の関係って、女性からするとあまり想像がつかないんですよね。よく照れ臭いとか聞きますが、そういうもんですか?

吉田:照れ臭いっていうのはあるね。「お父さん」って呼んでいたのに、思春期になったある時から、「お父さん」の一言が言えなくなるんだよね。

坂口:あれ、なぜでしょうね。僕もそうでした。でも、大学生になってお酒が飲めるようになってからはむちゃくちゃ仲良くなって。

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