2019年6月26日 19:20
「恋愛で全てを解決しない」3人の女性が語る“次の時代のカタチ”
たとえばハッシュタグで検索してみると、本を読んでくれた若い子たちが本の写真や感想をあげてくれていて、今どきの子はSNSもやるけど本もちゃんと読んでくれているんだ、と嬉しくなります。本離れを感じるどころかハッシュタグによって拡散されることもあるし、みんなアンテナ張ってるんですね。
そんなSNS時代に気づいたことは、不満を吐き出すうちに、学問としてではないフェミニズムに目覚めた女の子たちの存在。男の子からの扱いに対しての不満とか、昔なら友達にグチって終わりそうなことでもSNSに吐き出すことで、“いいね!”やリツイートの数によって共感が可視化され、それが自信になって、彼女たちはどんどんタフになっている。
携帯電話やプリクラ、ネイルなんかが出てきた時もそうでしたが、与えられたツールをカスタマイズして使いこなし、それを作った人の想像の範疇を超えて飛躍させる特殊能力を持つのが女の子。SNSだってすでにそう。男の子に媚びを売って男子人気を得ていた時代は廃れ、女の子が女子の人気や共感を集めてヒーローになっていくことでよろこびや楽しさを味わっている。さらに、それがビジネスになって大成功している子もいる。