くらし情報『「恋愛で全てを解決しない」3人の女性が語る“次の時代のカタチ”』

2019年6月26日 19:20

「恋愛で全てを解決しない」3人の女性が語る“次の時代のカタチ”

そんな姿を見ていると、これからは女子に愛される女の子が活躍していく時代だな、とひしひしと感じます。メイク動画でも何でもいい。勇気を出して自分の特技や作品をSNSで発信して、自らプロモーションをするタフさや図太さがないと何も始まらないし、誰にも何も伝わらないんですよね。

ステキな男の子に自分のよさを見つけてもらいたいとか、誰かに才能を発掘してもらうなんていう、受け身の考え方は捨てたほうがいい。誰かに見つけてもらう時代は、きっともう終わったんです。

“自分を満たすのは自分”に気づいた若者たちは、ためらわずに自己表現する。

ライター、東北芸術工科大学講師・トミヤマユキコさん
ここ最近、少女漫画の世界が変わってきたなと思うのが、恋愛のフラグを立てておきながら、カップル成立を単なるハッピーエンドとして描かないという傾向。配偶者を共同最高経営責任者にたとえた海野つなみ先生の『逃げるは恥だが役に立つ』のヒットが記憶に新しいですが、東村アキコ先生の『東京タラレバ娘』や『主に泣いてます』もそう。
少女漫画の恋愛観は半歩先の未来を描いていると思うのですが、東村先生は早くから、恋愛だけが女の子を救うものではないことに気づいていたのかもしれません。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.