2019年7月13日 19:00
「センターの自分が頑張らないと」阿久津仁愛の“テニミュ”愛
「舞台で演じている時は気にしたことのなかった細かな表情の変化や瞬きひとつで、読み取られる感情が変わってしまうのが映像の難しさ。最近は、いろんなドラマを勉強する気持ちで観るようになりました」
初のドラマ出演作『俺のスカート、どこ行った?』を終えたばかり阿久津仁愛さん。次に控えるのは、’16年より主人公・越前リョーマを演じ続け「ホームに戻ってきた安心感がある」と話すミュージカル『テニスの王子様』(通称・テニミュ)。
「今回の全国大会 立海公演は前後編で描かれることになります。前編のキャストは、全員が一度舞台に立っているメンバーなので、いままでよりいいものになるのではと期待しているんです。進化していなきゃというプレッシャーもありますが、いまは楽しみの方が大きいですね」
リョーマを擁する青春学園を軸に、公演ごとにさまざまなライバル校との対戦を描いてきたテニミュ。これから始まる全国大会決勝は、3rdシーズンのクライマックス。これまででとくに印象的だったシーンを振り返ってもらうと、全国大会の氷帝公演(’18年)を挙げてくれた。
「関東大会の氷帝公演は、まだ僕は観客として観ていたんですよね。だから全国大会で、あの氷帝学園と戦えていることに感動したし、リョーマとして負けたくない気持ちが強かった気がします。