2019年7月19日 20:30
ブルゾンちえみ「実は大学中退直後に…」初舞台を前に過去を告白
大西洋とカリブ海の間に浮かぶリゾートアイランドの別荘に集う女たちを描いた密室劇『フローズン・ビーチ』。’98年に初演され、岸田國士戯曲賞を受賞したケラリーノ・サンドロヴィッチさんの傑作、KERA CROSS 第一弾『フローズン・ビーチ』で、初舞台を踏むブルゾンちえみさん。
友情と愛情と憎しみが絡み合う女たちの16年間の結末とは。
「まだ稽古段階で本番も始まっていないのに、終わっちゃう時のことを考えると寂しくて仕方ないんです」
それほどにいま充実している模様。
「毎日がトライ&エラーの連続で、昨日できなかったことが今日できるようになっていたり、何かしらの経験値が上がっていたりする。私は性格的に、自分が止まっているんじゃないか、何も成長できていないんじゃないかって思うと、モゾモゾと焦ってしまうタイプなので、いまの自己肯定感を持てる環境が、すごく健全というか、ありがたいです」
じつは演劇経験者のブルゾンさん。芸人を目指す前、大学中退直後、地元岡山の劇団に所属していたことが。
「小中高大ずっとベーシックなレールの上を走ってきたのが、突然、エンターテインメントの世界に携わりたいと思って、最初に始めたのが演劇でした。