2019年7月30日 20:30
くっきーを見習いたい!? ブレイクするための自分の貫き方とは?
でも、当時僕たちが出ていた「心斎橋筋2丁目劇場」には、なだぎ(武)さんやザコシショウさん、ケンドーコバヤシさんがいて、そしてその上にバッファロー吾郎さん、さらに上からリットン調査団が見下ろしている感じやったんですね。みんなスベっても平気で、「へへへ」って笑ってたから、スベることが恥ずかしいとか、恐怖だと感じたことがなかったんです。たとえスベっても、なだぎさんがツッコんで笑ってくれるし。バッファローさんからは、強い鋼の精神をもらいました。おかげで、めっちゃスベって、地球が自転している“ウー…”っていう音が聞こえるくらい静まりかえった瞬間も、面白いと思えるようになりました。そう、芸人には、“チーム曲げない”と“チーム売れたい”がいるんです。
――というのは?
くっきー:自分が面白いと思うことを一番出したいのが“チーム自分を曲げない”で、バッファローさんや僕らはそっち。“売れたい”のほうは、こっちのほうがウケるからこうしようができる、超優秀な人たち。
でも、僕は“曲げない”のほうが面白い人が多い気がするし、売れるんちゃうかなって思ってます。そもそもの考え方が変わっている奴だから、そんなに数もいないですし。