2019年8月4日 18:30
『天気の子』の醍醐虎汰朗&森七菜「新海監督の演技がすごすぎて…」
もしこの役をやるなら、相手は醍醐くんがいいなと思ってた(笑)。醍醐くんが帆高を演じるのを聞いてると、“あ、これが帆高だ”って感じがしたんです。うまく説明できないけど、そんな気がした(笑)。
――新海監督の作品は、監督が吹き込んだセリフが入ったV(ビデオ)コンテがあるわけですが、まずそれを聞いて、役作りをするんですか?
醍醐:はい。実際に演技したものを見本にできるのでわかりやすくて、ありがたいお手本というか、道標でした。でも同時に、監督の演技がすごすぎて、これを超えていかなきゃいけないのかっていうプレッシャーもありましたね。
森:私も監督が吹き込んだセリフをずーっと聞いていたので、初めて自分の声を聞いたとき、「え、こんなの陽菜の声じゃない!新海さんの声のほうがしっくりくる、どうしよう…」って落ち込みました。でも、初めてのアフレコで、技術的にはまだまだだけど、気持ちの部分だけでも監督の演技を追い越したいって思って、1か月頑張ったのを覚えています。
――声だけで演技をするのは初めてだったと思いますが、やってみて、どうでした?
醍醐:難しかったし、でもおもしろかった。その2つはセットなんだな、と思いました。