2019年8月2日 19:30
普段の日村さんみたい? 『ペット2』吹き替えのバナナマンが裏話
設楽:でも、割と役にスッと入ったつもりだったのに、全部を録り終わった後、冒頭のナレーションの部分だけ録り直してもらったの。収録が進む最中に、“ここでマックスになったな”という瞬間があって。そこからはマックスが自分に見えてきて、自分がしゃべってるみたいな感覚になったというか。
日村:ほー、すごい。ゾーンに入った的なこと?
設楽:のってるって感じかな。
日村:でも、設楽さんの声なんだけど、本来の設楽さんとマックスの声は全然違うって思うよ。
設楽:それは嬉しい。マックスって、自分より声が高いイメージがあったんだけど、英語版の声もおじさんなんだよね。
だから、自分の声そのままでできたところはあったかな。悩んだ時には、英語版を聞きながら演じたりもして。そう、難しかったのが息遣い。走っている時の“ハッハッハッ”とか。
日村:意外と疲れるんだよね~。
設楽:疾走している状態の中で感情を作るのが大変だった。焦っている時と怖がっている時では、同じ“ハッハッハッ”でも違うし。汗をかきながらやってた。
日村:監督さん、優しかったな。「いいです!最高です!」って、すごくおだててくれて(笑)。その上で、「ちょっと合ってないんですけど…」