2019年8月15日 17:30
樹木希林の忘れられない言葉とは? 遺作を手掛けたドイツ人監督が語る
社会が決めた役割をよしとしないことも必要
―その恐怖はどのようにして乗り越えていったのでしょうか?同じ悩みを抱えている女性たちに向けて対処法があれば教えてください。
監督私の場合、当時は友達がよく居候したりしていたこともあったので、子どももそのうちのひとりだと思えばいいんだと考えるようにしました。そんなふうに「誰かと共同生活するだけ」と思えるようになったことで、そんなに怖くないなと感じるようになったと思います。
つまり、社会が「こうあるべき」と決めている役割をよしとするのではなく、ときにはそう思わないことも必要だということです。
哀しくもあり、美しくもあるのが人生!
人生で繰り返される出会いの喜びや別れの悲しみ、そして理想と現実との葛藤。それでも、人は生きている限り、幸せにならなければならないと感じるはずです。誰の背中も優しく押してくれる樹木さんの心揺さぶるメッセージから、“人生を愛するヒント”を受け取ってみては?
心に触れる予告編はこちら!
作品情報
『命みじかし、恋せよ乙女』
8 月 16 日(金)より、 TOHO シネマズ シャンテ他にて全国順次公開
配給:ギャガ
©2019 OLGA FILM GMBH, ROLIZE GMBH & CO. KG
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