2019年8月28日 20:30
“最良の相方”を見つけるには? 4つのポイントをチェック!
2.「鏡」「双子」「野心」3つのイメージを手がかりに。
「人間は、一生をかけて自己愛を満たしてくれる誰かを探している」と話す心理学者、臨床心理士・植木理恵さん。その自己愛は、3つに分類できるそう。
「精神科医のハインツ・コフートが提唱しているのですが、私たちは3つの自己愛を満たしてくれる人を無意識の中で探しています。まず1つ目が、“鏡”。調子の良し悪しをいつも気づいてくれ、鏡のように自分の今の状態を言葉にしてくれる人です。2つ目の“双子”は、文字通り、辛さや楽しさをまるで自分のことのように共感してくれる人。3つ目の“野心”は、こんなふうになりたいと思わせてくれる理想の人のこと。
ただし、3つ全てを満たす人はほぼいません。どれかひとつでも当てはまれば、それはあなたと相性がいい相手だということ。まずは周りにいないか探してみて」
3.目的やシーンに応じて、それぞれのバディがいる。
バディは決してひとりだけとは限らない。仕事、友情など、シーンで変化するのは当たり前。
「相性には、2つのタイプがあります。性格や趣味が似ていて、一緒にいるだけで心地いいなら、一時的なプロジェクトなど“短期的な相性”がいいタイプ。逆に性格や価値観が異なり、いつも得るものがあるふたりなら、昔からの友情関係などの“長期的な相性”がいい傾向に。