2019年9月1日 20:30
「粗品がピンで評価され…」霜降り明星がM‐1王者になるまで!
せいや:認められへんでしんどかったなぁとかね。だから、僕ら的には気持ちのこもったひとつひとつの漫才になってると思いますね。
――コンビ結成5年目で『M-1グランプリ』を制したおふたりは、すぐに売れっ子になったイメージがありますが、違うんですか?
粗品:いやいや、コンビ組んで3~4年ぐらいまでは地獄でしたよ。自分らでは面白いことしてるつもりやのに、認めてもらえなくて。もちろん全然食べられへんし。
せいや:ほんましんどかった。うちは、粗品がピン芸人としてひとりで2年ぐらいやった後に僕とコンビを組んだという、変な結成の仕方をしてるんで、他の人とはまた違う苦労があったんです。
――そもそもコンビを組んだいきさつを教えていただけますか?
粗品:高校時代に別々のコンビで「ハイスクール漫才」というコンテストに出場した時に、初めて会って、「オモロいヤツがおるなぁ」と、連絡先を交換したんが最初です。
高校卒業後、僕はピン芸人としてやるようになって、その時からこいつと漫才がやりたいとずっと思ってたんです。
せいや:「コンビ組もう」って最初言われた時は、僕は断ったんですよ。大学に進学してから、学生生活のほうが楽しくなって、お笑い活動をやめてたんで。