2019年9月2日 20:30
「怖い人というイメージがあったけど」おやつユニット「Onaka」の誕生秘話
このふたりだから、うまくいく。奇跡のコンビ、サクセスストーリー。おやつユニット「Onaka」の田中知彩都さんと小澤かおりさんは「ちゃきちゃき」と「おっとり」 、真逆のふたり。どんなストーリーがあるのでしょうか。
焼き菓子の甘い香りに満ちたアトリエで迎えてくれたのは、おやつユニット「Onaka」の田中知彩都さんと小澤かおりさん。ふたりはフードコーディネーター専門学校の元同級生。いまでこそ、「ちーちゃん」「かおりん」と呼び合う仲だが、学生のときは一度も話したことがなかったとか。ふたりの人生が交錯したのは、出会いから約1年後。
夢だったパン屋を開き、相棒を探していた田中さんが、専門学校時代の友達から紹介されたのが小澤さんだった。当時、アパレルで販売をしていた小澤さんは仕事に迷いを感じていたこともあり、友達から話を聞いてすぐ、田中さんに連絡した。
「もともとパンは趣味で作っていたし、やっぱりフード系の仕事がしたいと思っていたんです。ちーちゃんは怖い人というイメージがあったけど(笑)、話してみたらコミカルでやさしくて。この人となら大丈夫かな、と」(小澤さん)
一方、田中さんは4歳下でほんわかした小澤さんが、体力勝負のパン屋の仕事についてこられるか少し心配はあったものの「とにかくいい子だったから」