くらし情報『「レオとブラピが僕を選んでくれた」タランティーノが愛されるワケ』

2019年8月30日 19:00

「レオとブラピが僕を選んでくれた」タランティーノが愛されるワケ

「タランティーノ作品はマジカル。現場も本当にすばらしいんです。初監督作の『レザボア・ドッグス』のころからのスタッフも大勢おり、ファミリーが再集結するような感じ。みな一緒になって作ろうとしますし、非常に多くのインスピレーションを受けます。撮影の合間、準備の時間には監督による〝歴史の授業〟が始まり(これを受けて、タランティーノ爆笑)、いろいろな映画やテレビ作品を勧められます。たくさんのことが学べて本当に楽しいんです」

「レオとブラピが僕を選んでくれた」タランティーノが愛されるワケ


ほかの仕事を断ってでもタランティーノ作品に参加したいと思うスタッフは多く、新しい脚本を書き出したという噂を聞きつけると、いつごろ撮影になりそうか、スケジュールの問い合わせが、マッキントッシュPのもとに来るそうだ。

会見の間にも、タランティーノ監督の映画マニアっぷりは披露された。最近、初めて知った日本の監督について、ひと言触れたいと前置きし、

「1957年ごろ『I’m still waiting』でデビューして、1969年に日本映画の興行収入が一番だった『Safari 5000』を撮ったケラハーラ監督、ご存知の方いますか?」と記者席に質問。
会場中に「?」が広がるなか、ひとりのカメラマンが「『南極物語』の蔵原惟繕監督では?」

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