2019年9月7日 20:30
“枕”は少し低め&硬めがイイ? 選び方のコツをプロが伝授!
お二人に、もう少し現実的な枕選びの基準を聞いてみた。
「ポイントとなるのは、高さと、フィット感、そして形や大きさです。枕に悩んでいる人の多くは、柔らかすぎるか、高すぎるものを使っている人が多いんです。今より少し低め、ちょっと硬め、そしてある程度の大きさのあるものを選んでみてください」(河元さん)
「寝返りがしやすいかどうかも大切。それと好みとのバランスをどうとるかで変わってきます。合う枕だと体と一体感が生まれ、枕を意識しないで眠れるようになるんです。実際に寝て試すのが一番ですが、それが難しい場合は、高さ調整シートが入ったタイプや、中身の素材を出し入れできるタイプを選ぶとよいのでは」(三橋さん)
ただ、ベストな枕が見つかっても、寿命があることを忘れずに。
「素材によって違いますが、1~5年が目安。
寝心地が変わったと感じたら買い替えを」(三橋さん)
「良質な睡眠のためには、もっと枕と対話して、良い関係を築いていきましょう」(河元さん)
そもそも枕の役割って?
寝ている時は、直立した姿勢をそのままキープするのが理想。人間の骨格はS字にカーブしているので、S字を自然に保つ際に枕が重要な役割を果たす。