くらし情報『「なんで女であるだけで…」 鳥飼茜の“女性が救われる漫画”』

2019年9月4日 20:30

「なんで女であるだけで…」 鳥飼茜の“女性が救われる漫画”

女性の生々しさをコミカルにもシリアスにも描く、漫画家の鳥飼茜さん。最新作『サターンリターン』から見えてくる、独特の死生観とは?
「なんで女であるだけで…」 鳥飼茜の“女性が救われる漫画”


女性が救われる漫画、と言っていいだろう。男女の性の不平等を描いた『先生の白い嘘』や、生き方や自立について考えさせられる『おんなのいえ』など、鳥飼茜さんの漫画は夢物語ではない現実を突きつけてくるのに、優しさが通底している。連載中の『サターンリターン』もかなり力の入った作品で、今回の主人公はデビュー以降、小説を書けなくなった女性・理津子。かつて書くきっかけを作ってくれた男友だち・中島が自殺したことを知り、彼女の人生が動き始める…。

――死や喪失がテーマと思われますが発想の経緯を教えてください。

鳥飼:もともと私は、漫画を描くのが苦手なんですよ。

――えっ!?

鳥飼:こういう世界や人がいいなって思えるような理想的なことを描けないんです。それで『先生の白い嘘』が完結したとき、次に何を描けばいいかわからなくなっちゃって。今までとは違うテイストの絵にするなど、いろいろ工夫してみて、結局自分が描けるのは、実際に存在しそうな人や出来事をフィクションとして成立させることなのかなと思ったんです。

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