2019年9月19日 21:00
いじめ、孤独…自称“負け組”ユーチューバー「生き辛さを脱する方法」
いまは、いろいろなところでさまざまなことが起きていますが、前からあったこともインターネットによって視覚化されるようになったのは大きな変化といえますよね。
良くも悪くも人が感情的になりやすくなっている
―どれもインターネットがない時代には考えられなかったことですよね。
監督逆に悪いところは、常に自分についてまわるところ。あとは、なかなかルールを作ることができないし、ビジネス的な考え方をする人たちによって多くのユーザーたちが動かされてしまうことも不健康なことだと感じています。
子どものころ、「テレビばっかり見てると脳みそが溶けるよ!」みたいなことを親に言われたと思いますが、メタファーとしてはその通りなんじゃないかな。インターネットばかり見ているからこそ生まれてしまう不安もあるし、社会的なぎこちなさや居心地の悪さを感じている人も多いはずです。
たとえば、普段はそんな人じゃないのに、インターネット上でひどいコメントを書いたり、アバターを通して冷酷なことができてしまう人がいるんですよね。良い意味でも悪い意味でもみんな感情的になりやすいところはあると思います。
あと問題なのは、中間がなくて、すごく良いかすごく悪いかのどちらかしかないというところですね。