むらかみ・もえ1987年、神奈川県生まれ。シーンを大切にした商品やイベントのプロデュースを行う。「“面倒”の対語は“せっかくなら”。そう思ったら、次の週末に行動できますよ」
転機は待つものではなく“作る”時代です。あるターニングポイントをキッカケに自分を変えることができたという女性にお話を伺いました。
ライフスタイルプロデューサーの村上萌さんです。
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次の週末に取り入れたい理想のライフスタイルを提案するメディア型プロデュースブランド『NEXTWEEKEND』。その主宰者・村上萌さんの輝く笑顔を見ていると、挫折知らず?なんて思っちゃうけど、さにあらず。
「ずっとしたいことがわからない、得意なことがあるわけでもない。そんな自分に向き合いたくなくて、最初から頑張らない道を選んでいました。『外に答えがあるかも』とNYに行ったけど、結局、何もなかった。映画ならNYで転機が訪れるはずなのに(笑)。でも、行くこと自体は意味はなく、目的が大事だと知れたことは収穫でした」
さらに、納得のいく就活ができず「ニート時代」へ突入…。
「昨日まで隣で勉強していた同級生がmixiで『入社式なう』とか『同期飲みしてる』とか書いていて。