2019年9月27日 20:20
バービーが60周年! “多様性”を尊重するブランドの信念とは?
髪の毛は、日本の会社から取り寄せたファイバーを使用し、足踏みミシンで1本ずつ丁寧に縫い付けていく。
そして顔ができると、最後にコンセプトに合わせて洋服を仕立てる。
「まずはデザイン画をもとに、スカートやブーツなど、各アイテムをスケッチし直します。そこから型紙を作って、素材選び。シャイニーなものだったり、ワッフル調だったり、模様が入ったデザインだったり、布も糸もいろいろなものを試してみます。ここまでできた段階でようやく経営陣にプレゼンして、OKをもらえたら商品化します(笑)」(ロバートさん)
バービーの歴史と製作工程がわかったところで、ビルさんとロバートさんにお別れを告げ、バービーのコレクターとして世界的に有名な、日本人のアズサバービーさんのご自宅へ。7年前日本からロサンゼルスに移住し、現在はネイルアーティストとして活躍するアズサさん。ファッションとアートの街ウェスト・ハリウッドに、彼女の自宅兼ネイルサロンはある。
インターホンを押してドアを開けると、「どうぞ」という可愛らしい声とともに、ピンクのお部屋が出現!壁一面にバービードールがずらりと並び、バスルームやキッチンにはロゴやシルエットがあしらわれていて…まさにバービー尽くし。