くらし情報『2020年に発行? 世界最大の共通通貨「リブラ」って?』

2019年9月28日 19:00

2020年に発行? 世界最大の共通通貨「リブラ」って?

意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「リブラ」です。

月間24億人が利用。世界最大の共通通貨誕生なるか?
2020年に発行? 世界最大の共通通貨「リブラ」って?


昨年のG7より、仮想通貨は暗号資産と呼び名を変えることになりました。値動きに激しい乱高下があるため、決済手段として一部の店舗でしか対応できず、安定して使える「通貨」と呼ぶには問題があるという判断からでした。暗号資産のメリットは、国境を超えるということです。これまでの海外送金は、その国の通貨に交換しなければいけなかったり、高い送金手数料が発生したり、テロ組織などに資金が渡らないように、国によっては送金自体がNGの銀行もありました。暗号資産ならば、インターネット上で瞬時に海外送金が可能になります。
また、国が発行している通貨は、戦争が起きれば一気に下落しますし、経済政策を間違えればインフレが起きたりします。その点、暗号資産ならば、国のリスクに影響されずにすみます。経済が不安定な国の人は、暗号資産のほうが信頼できるというので、ギリシャショックのときも多くの暗号資産が購入されました。

そんななか、Facebookを中心に世界の27の企業や団体が2020年に発行しようとしている暗号資産が「リブラ」

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