2019年9月28日 18:00
ただ書くだけで免疫力UP?! 話題の「書く瞑想」が体に超いい理由 #2
作家の村上春樹さんも小説を書き始めたのは自己治療のためだったと臨床心理学者 河合隼雄さんとの対談でお話されていらっしゃいましたね。
別に村上さんのような素晴らしい作品を書かなければ!と力む必要はありません。究極的には書くことというのは、外側へのアプローチではなく、自分の内側と対話することだと感じるからです。
そういう意味で言えば、自分のためだけに書く日記は特に安心です。そこでは、100%自分の言い分を批判されることなく感じ切って吐き出せ、心理的に安全だからです。
セラピーにも使われているジャーナリング。
さて、日記は英語でジャーナル。
それを現在進行形にするとジャーナリングです。
ノートに心に浮かんだことを書いて、書いて、書きまくる、というジャーナリングの手法は、アメリカでは書く瞑想とも言われ、セラピーにも使われています。なかでも、日記だけにペン、というわけではありませんが、ジェームス・ペンベーカー博士の手法 エクスプレッシブ・ジャーナリング(表現するジャーナリング)は医療分野においても最も広く利用され、研究されています。
ストレスを感じたり、トラウマを抱くような体験について15〜20分間、ノートに書き綴るのです。