2019年9月26日 20:50
どん底の生活苦から…貧困男子、出会いが生んだ奇跡の復活劇
あとは、一緒に仕事をしていたリュック・ベッソン監督やジャン=ジャック・アノー監督といった巨匠たちも僕を導いてくれたと感じています。
―ちなみに、映画監督を目指したのはいくつのときですか?
監督14歳くらいのときから映画の世界で働きたいと思うようになり、そこからは映画以外のことは何もしてきませんでした。それくらい僕は一途なんですよ(笑)。なので、この職業に就くことができて、とてもラッキーだと思っています。
―ジュールさんにも影響を与えている人がいれば教えてください。
ジュールさん僕は映画においての師匠はいませんが、人生という意味では、父親から教わったことが多いですね。この作品では、バーナード監督からたくさんのことを学びました。あとは、映画をよく観るので、そこで素晴らしい演技をする俳優から得るものは多いと思います。
―ちなみに、お父さんからはどのような精神を受け継いだと感じていますか?
ジュールさんまずは、すごく良い教育としつけをしてくれたことに感謝しています。厳しいところもありましたが、それによって僕は正しい生き方を学ぶことができましたし、おかげでしっかりと自分を持ち、周りに流されないような考え方が身に着きました。