2019年10月3日 19:40
寛一郎、父親・佐藤浩市が「普通の親父ではない」ところとは?
と。「無理です」とは言えず、当日に振りをつけて、ワンカットのシーンに挑みました。記憶にないほど集中し、情熱を持って楽しく演じることができました。ワンカットのシーンを演じきって、OKが出たときは、ほっとしました。これから映画をご覧になる方は、時代劇や歴史などに関して難しく考えずにアクション・エンターテインメントとして楽しんでいただけたら嬉しいです。
ーーお父さまの佐藤浩市さんがご覧になったら、べた褒めされるのでは?
寛一郎さん そういう(褒めてくれるような)、普通の親父ではないですから(笑)。言葉ではうまく言い表せない関係なんです。
ーー『下忍 赤い影』の前日譚となる『下忍 青い影』でも竜を演じています。
2作を通じて同じ役を演じた経験は?
寛一郎さん 今回が初めてでした。
ーー『下忍 青い影』では登場シーンは少ないものの、かなりおいしい役ですね。
寛一郎さん 監督が僕の登場シーンを考え、拓さんが敵を倒すアクションをつけてくれました(笑)。
ーーネタバレになってしまうので、ここでは詳しく書けませんが、ファン必見のシーンだと思いました(笑)。『下忍 赤い影』で、竜と尚が当初は反発し合い、次第に友情を育んでいく姿がリアルでした。