2019年10月3日 19:30
上白石萌音、色っぽい女性に大変身! 色気の出し方を相談した相手は?
「牡丹燈籠」は歌舞伎の演目でもあり、お露を演じたこともある新三郎役の中村七之助さんから、多くのことを学んだそう。
「七之助さんは、美しい所作や視線の使い方など、惜しみなく教えてくださいました。特に質問攻めしたのは、色気の出し方です。監督から『色っぽく演じてほしい』とお願いされても、これまで色気から逃げてきたのでわからなくて(笑)。頼りっぱなしだった七之助さんに、お露が身悶え、事切れる大切なシーンで『本当に可哀想だった』と仰ってもらえて、すごく嬉しかったです」
七之助さんのみならず、キャストには、尾野真千子さん、柄本佑さんと芸達者な役者たちの名前がずらり。
「怪談を演じる以前に、みなさんのお名前を見て身震いしました。すごい作品に参加するんだなって。個人的には、理想のパパである谷原(章介)さんが、意地汚いお医者さんをどう演じたのか、共演シーンがなかったので興味があります。
名役者たちの演技合戦、そして、お露と新三郎のパートでは、二人の純度の高い愛の形を楽しんでいただけたら」
『令和元年版 怪談牡丹燈籠』お家の乗っ取りを企むお国とその間男・源次郎など、男女の色欲が交錯する愛憎劇を、ワイヤーアクションや特殊メイクも取り入れ描く。