くらし情報『表現の自由を阻んだのは誰? 「不自由展」で考えるべきこと』

2019年10月9日 19:10

表現の自由を阻んだのは誰? 「不自由展」で考えるべきこと

意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「表現の自由」です。

実は制限を加えているのは私たちなのかもしれない。
表現の自由を阻んだのは誰? 「不自由展」で考えるべきこと


現在開催されている「あいちトリエンナーレ2019 情の時代」(10月14日まで)。そのなかの企画展「表現の不自由展・その後」の、慰安婦問題や昭和天皇などを題材にした作品に対し、抗議や脅迫が多数届き、運営側は安全管理上の理由で、開幕3日で企画の中止を決定しました。

この騒動をきっかけに、日本における“表現の自由”について、改めて考えることになったのは、とても良かったと思います。表現の自由が脅かされるのは、公権力が介入する場合と、自分たちで自主規制をしたり、忖度して引き下がる場合の2通りあります。

僕は、101歳で亡くなった、むのたけじさんにインタビューをしたことがあります。むのさんは戦時中に国民に真実を伝えられなかった責任を感じ、終戦とともに朝日新聞社を辞め、故郷で週刊新聞『たいまつ』を発行し、反戦を訴え続けたジャーナリストです。朝日新聞が大本営発表に加担してしまったのは、軍部の圧力だったのかと問うたところ、「軍はなにもせずにただ笑って見ているだけ。

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