2019年10月10日 20:20
野村周平「NY留学中の今、恋しくなるのは…」愛しい相手を告白
ーー人前で話すことが苦手で気弱なアトムは、野村さんご自身とは真逆のキャラクターに思えます。役作りとしてどのようなことを?
野村さん 脚本を読んでアトムのキャラクターをつかんだ後、言葉がうまく話せない症状のある方の動画を観たり、関連する本を読んだりして役を作っていきました。
ーーアトムに共感したところを教えてください。
野村さん 物語の序盤で、アトムは思ったことをうまく伝えることができず、フラストレーションをためていきます。僕も自分の想いをうまく伝えることができないもどかしさを感じたことがあります。そこは人類共通の問題だと思っています。
ーー野村さんのラップがとてもお上手でビックリしました。この映画のためにラップを練習されたのですか?
野村さん クラブを1日貸し切り、監督とふたりでビールを飲みながら、お互いに撮った動画を観て、ラップの確認をしました。
酔っていた方が、ラップは上手く出来るんですよ。
ーーもともとリズム感は良いほう?
野村さん いいえ。ちゃんとやらないと監督がキレるので、一生懸命がんばりました(笑)。ラップは監督の専門分野ですから。
ーー“なめんな、なめんな”というフレーズがとても印象に残っています。