2019年10月18日 21:00
阿部和重の新作『オーガ(ニ)ズム』 魅力は「ドタバタ感」
2019年下半期のNo.1注目作だ。
阿部和重『オーガ(ニ)ズム』三部作それぞれの標題はみな植物にまつわる言葉。『シンセミア』には種なし、『ピストルズ』にはめしべ、本作には生殖の意味を重ねた。文藝春秋2400円
あべ・かずしげ1968年、山形県生まれ。作家。1994年、「アメリカの夜」で群像新人文学賞を受賞しデビュー。2005年、『グランド・フィナーレ』で芥川賞受賞。『シンセミア』『ピストルズ』ほか著書多数。
※『anan』2019年10月23日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子
(by anan編集部)
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