2019年11月23日 20:30
しいたけ.さんが教える「今の時代の身の守り方」4つのポイント
「それ攻撃されてるよ。かわいそうに」と言ってもらえるだけで、変なもやもやからは解放されます。
愛を知っている人は暴力に敏感
最後に、前半の「危機意識を持つ」という話に戻るのですが、「愛情を受けて育っている人は、悪人を見抜く勘が鋭い」というのは僕の持論です。なぜなら、彼女/彼らは愛の反対が暴力や支配であることを知っているから。愛を受けてきた人って、自分が大切に育てられた記憶があるからこそ、「お前ごときの人間が私にこのような扱いをすることは許せん」という、自分を守る気持ちを強く持っているんです。だからこそ、「あの人はアドバイスをくれているようで、私のことを否定している」とか「あの人はいつも自慢ばかりしてくるけど、全然幸せそうじゃない」ということも、冷静に判断することができるわけです。
僕はそういう「幸せそうじゃない」人の話って、いっさい耳を貸す必要がないと思っているのですが、「幸せがどういうことか」ってことがわかるには、多少は自分が幸せじゃないといけませんよね。愛を知っている人が暴力に敏感に気づけるのと同じです。
たとえば「週に1回大好物を食べる日をつくる」とか「幸せ」って言葉を口にするだけでもいいと思います。