2019年12月2日 18:30
THE BAWDIES「メジャー10年目だからこそ実現できたこと」
(TAXMAN)
10年の重みは、もちろんアルバムからも十分に伝わる。初めてストリングスをフィーチャーした「HAPPY RAYS」やイントロからロックファンのハートを鷲掴みする「SKIPPIN’ STONES」など「聴きどころはコレ、と1曲だけ選ぶのは無理(笑)」とJIMさんが断言するように、全曲シングルクオリティの強度アリ。THE BAWDIESの錆びないロックの底力に改めて魅了される。
「ルーツにあるのは自分たちが衝撃を受けた‘50~‘60年代の音楽。でも、それをそのままなぞっても意味がない。時代に合わせた変化や進化をしていかないと。そうやって新しいことに挑戦できるのも自分たちの土台がしっかりあるから。土台は、15年前の結成のもっと前からできている。
これは揺るがないです」(ROY)
小学校からの同級生のROY、JIM、MARCYと高校の同級生、TAXMANによって結成。まるで家族のようなフランクなやりとりや間柄もこのバンドの魅力だ。「まあ、僕が長男でMARCYが優しい末っ子かな……」(ROY)
「いや、それよく言うけど、そのたとえ全然合ってない!」(JIM)
「うん、どっちかといえばTAXMANが長男的役割をいつもしてくれているよね(笑)」