2019年12月10日 19:00
隠し撮りした写真をお守り代わりに!?映画初主演、奈緒が明かす
――大皿にすっかり魅了されてしまったはるかは、仕事を辞めて大皿を作った職人を訪ねて岡山県備前市の伊部へ行くわけですが、その行動力は素晴らしいですね。そこまでした理由はなんでしょう。
“知らない自分と出会った”というのが大きいんじゃないかなと思っています。今まで興味のなかったものに、見た瞬間に心が奪われるということがなかったから、自分への探究心から行ってみよう、作った人に会ってみようという行動力に繋がったんだと思います。
――奈緒さんは、そういう感覚を味わったことはありますか?
まさにお芝居がそうで、初めてワークショップで演技をさせてもらった時は大きな衝撃でした。私、基本的に感情の起伏が激しいわけでもないし、おりこうさんだね、って言われながら学生時代を過ごしてきたんです。でもお芝居をしてみたら、怒りの感情を表現できたり、すごく大きな声が出たりすることに驚いて、それがなんなのかわからなくて。そこから、お芝居がしたい!と思うようになったんです。
当時、地元の福岡で所属していた事務所の方に「お芝居がやりたいんです」って初めて話した時は涙が止まらなくて。反対されてるわけでもないし、ただ思いを伝えているだけなのに、これなんの涙?って。