2019年12月13日 19:10
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この展覧会では、国内有数の “吉野石膏コレクション”のなかから選び抜かれた72点の西洋絵画を展示。ルノワールやモネ、ドガなどの親しみやすい作品が集結しています。
吉野石膏コレクションとは、石膏建材メーカーの吉野石膏株式会社が長年収集してきた美術コレクションのこと。特に西洋絵画のコレクションは、世界に誇る質の高い作品がそろっています。
この貴重なコレクションが本格的に東京で紹介されるのは今回が初めてのこと。印象派を中心とした西洋近代美術のエッセンスがつまった必見の展覧会です。
西洋近代美術の流れがわかる!
展示は三章にわかれ、西洋近代美術の流れを見渡すことができる構成になっています。
最初は印象派の先駆けとされるバルビゾン派のコローやミレーの作品からはじまり、マネやモネなどの印象派、ポスト印象派のゴッホやセザンヌと続きます。
さらに、第二章ではナビ派のボナール、フォーヴィスム(野獣派)のマティス、キュビスムのピカソやブラック、素朴派のルソー、抽象絵画のカンディンスキーなどが登場。
最後の第三章ではエコール・ド・パリ(パリ派)のユトリロやキスリング、そして吉野石膏コレクションの目玉であるシャガール作品10点も堪能できます。