2019年12月25日 18:30
要潤「まず引いてからどんどん近づく」アレの鑑賞法を力説
要さんは今回の就任について「ボストン美術館は日本との関わりが深いと聞いているので、150年の歴史にこうして携わることができ大変光栄」とうれしそうに感想を語りました。
また、楽しみにしている作品について問われると、「増山雪斎の≪孔雀図≫です。増山さんは昆虫を描いたりもされていますし、孔雀も有名なので、孔雀の羽の感じとか色づかいとか、すべてじっくりと見たいです」と回答。美術に造詣が深い要さん、日本画についてもお詳しいです。
絵との距離感が大事!
さらに、美術作品の楽しみ方については、次のように話しました。
要さん番組を通して各国の美術館を訪ねたことがありますが、絵との距離感がすごく大事だと思います。まずは引いたところから見て、どんどん近づいて詳細を見ていく。
画家の方は、まず薄いところから色を塗っていく、と聞いたことがあります。引いたところから見ると、まず濃い色が目に入ると思うのです。そして近づいていくにつれて、薄い部分、細かく塗られた部分も見ていく、という楽しみ方があるのではないかと思うんです。
家庭の権力者は…
また、展覧会のテーマ「芸術と力」にちなみ、現在、要さんが力を入れていることについて問われると、「いま油絵に挑戦しだしたので、これから力を入れたい」