くらし情報『「ひだ」の展覧会 フリルは“デザイン”だけじゃなかった!』

2019年12月25日 19:30

「ひだ」の展覧会 フリルは“デザイン”だけじゃなかった!

文化学園服飾博物館で行われる「ひだ―機能性とエレガンス―」の魅力に迫りました。

フリルのドレスは機能性から生まれた?本質を辿る展覧会。
「ひだ」の展覧会 フリルは“デザイン”だけじゃなかった!


プリーツ、ギャザー、タックなど、さまざまな表現で語られる衣服のひだ。ドレープやフリル、などと聞くと優雅なイメージだけど、実はこれらは機能的な理由から誕生したもの。そんなルーツを学べるのが本展だ。

例えばチェコやルーマニアの民族衣装のように、寒い東欧では細かいひだがたっぷりの服がよく見られる。実はこれ、寄せたひだの凸凹が空気層を作り、防寒効果をもたらしている。ペティコートやエプロンを重ねるのも効率よく体温調節を行うためだ。一方で高温多湿地域では、サリーなどのように一枚布のひだが外気を通し、直射日光から肌を守る。

また、歴史的な絵画を見れば、王侯貴族の襞衿(ひだえり)やタックドレスなど、ひだが着る者のステイタスを表していることはよくわかる。大きな衿や揺れるドレープなど、ひだには豪華な生地や体のラインを強調したり、人の動作を優雅に見せる効果も。現代でいえばロリータ・ファッション愛好家も、お姫様のような華やかさに憧れている部分も多いかも。機能的にも歴史的にも影響力の高いひだ。

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