くらし情報『1回だけも数十秒もダメ! 正しい体温の測り方って?』

2016年1月7日 12:00

1回だけも数十秒もダメ! 正しい体温の測り方って?

間違った測り方していませんか?

間違った測り方していませんか?

36度以下の平熱が続いている状態を「低体温」といいますが、そのままにしておくと心身のトラブルも!そこで自分が低体温かどうかをチェックするには、なにはともあれ体温を測ってみること。

といっても、体温は一日のうちで結構大きく変動する。一般的には深夜に最も低くなって夕方から夜にかけて最も高くなる。その差はおよそ1度。つまり、いつどんなタイミングで測るかによって数値にバラつきがあるので、たまに体温を測ってもその数値が必ずしも自分の平熱とはいいきれない。「クリニック真健庵」院長の吉村尚美先生に直撃!

「正確な体温を計測するには、昔ながらの水銀柱の体温計がおすすめです。皮膚の中でも温度が高い腋の中心に正しく体温計を挟んで、10分間測ります。朝、昼、晩と3回測り、平均値を出しましょう。
その数値が平熱となります」

現在では数十秒で測れる予測式体温計が主流。予測式による数値は10分後の実測値を予測したもの。このタイプの体温計には10分間の実測検温ができるものもあるので、一度は時間をかけてしっかり実測してみましょう。

※『anan』2016年1月13日号より。写真・中島慶子取材、文・石飛カノ

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