くらし情報『本名の“笹森さん”が行き詰まり…バービーが夢中になる“橋渡し”とは?』

2020年1月8日 20:00

本名の“笹森さん”が行き詰まり…バービーが夢中になる“橋渡し”とは?

確かに考えてみると、最初の5年くらいはただただ必死に仕事だけをしてきて、少し余裕が出たあとは、ストレス発散といえば、夜の街に飲みに行くくらいで。もちろんいろんな楽しいことにトライはしていましたが、ほとんどすべてが“芸人バービー”の表現のためだったんですよね。今思うと、“笹森さん”はすごく行き詰まってたんだと思います。そこで、“バービー”であるために我慢していた、“笹森さんがやりたいこと”を、もう全部やっちゃおうと思って、はじめて1週間のお休みをもらいました。

――“笹森さん”のために、まず何をしようと思いました?

なんて言えばいいのかな、利害関係のない、ワクワクすることをしようって思いました。当時の私はたぶん“これ、仕事に繋がる?”みたいな考えに支配されていたので、まずそれをやめようと。一度バービーを捨てて、何をしたら笹森さんはワクワクするのか、それを自分の中で因数分解していって、出てきたのが利害関係なく、何かの、誰かの役に立ちたい、という答えだったんです。それでロンドンで開催される「チェルシー・フラワー・ショー」という園芸の祭典に、ボランティアでお手伝いに行きました。
そこでの経験を通して、私は、何かを橋渡しすることに快感を感じるのかもってことに、ちょっと気が付きまして…。

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