くらし情報『本名の“笹森さん”が行き詰まり…バービーが夢中になる“橋渡し”とは?』

2020年1月8日 20:00

本名の“笹森さん”が行き詰まり…バービーが夢中になる“橋渡し”とは?

――橋渡し、とは?

例えば、こっちで何かが余って困っているとして、別の場所ではそれが不足して困っている。そういう状況を橋渡ししたい。需要と供給が繋がることにワクワクするし、成功するととても気持ちいいんです。田舎と都会、国内と海外、消費者と企業…、いろんな橋渡しがしたいんですよ。

――そもそもバービーさんが橋渡しにワクワクする理由、あるいは根源って、何なんでしょう…?

一つには、家族の中でのポジショニングかもしれません。私は4人きょうだいの末っ子で、結構クールだったんです。ちょっと家の中が険悪になると、「ギスギスしてんな、よし、私の出番か」みたいに、冷静に家族間の潤滑油役を買って出る、みたいな。その頃から困っている人がいると“なんとかしなきゃ!”みたいな気持ちがあったのかなぁ…。
あと、私、大学で仏教哲学を学んでいるんですが、それが自分の考えのベースになっているところがあって。例えば般若心経などに出てくる“色即是空”という言葉があるんですが、それって“自分で見た世界は、自分にとっては存在するわけだから、その世界を他者からとやかく言われようと、関係ない。自分の好きにやればいい”というような概念だと私は解釈していて。

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