くらし情報『「トレンドを自分たちで作ったんです」ブシロード・木谷高明の“ヒットの裏側”』

2020年1月14日 21:00

「トレンドを自分たちで作ったんです」ブシロード・木谷高明の“ヒットの裏側”

長く低迷していたプロレス人気を復活させたのは、新日本プロレスであり、’12年にその親会社となったブシロードだ。自身もプロレスファンだった木谷さんが人気回復のために最初に行ったのは、大規模なプロモーション活動。

「トレンドを自分たちで作ったんです。それが、かつてのプロレスファンが戻ってくるきっかけになりました。観客が増えると、レスラーというのは自然と体から色気が出てくるもので、当然試合の質も上がる。それを観た人たちの熱狂が、また新たな観客を呼び込んでくれる。そのループがうまくでき上がったら、あとはコンテンツの質を落としさえしなければ順調に回っていくんです」

かつてのプロレスブームは男性が中心だったが、いま新日本プロレスの会場は約半数を女性や子供が占めるようになっている。

「これまでの経験上、女性や子供に受け入れられたらコンテンツは圧倒的に強いんです」

そんなブシロードの、未来を見据えたこの先の戦略とは?

「いまの若い人は、アメリカや中国の資本をかけて構築したコンテンツを見慣れている世代です。
グローバルな視点で企画されたコンテンツ創りを考えています」

きだに・たかあき株式会社ブシロード取締役・デジタルコンテンツ部本部長・広報宣伝部部長、株式会社ブシロード ミュージック代表取締役社長1960年生まれ、石川県出身。

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