2020年2月24日 20:30
いつも恋愛中? 『オオカミちゃん』で注目のラッパーRude-α
「『オオカミちゃん』って、男の子たちは騙される側ですけど、騙す側のオオカミちゃんのほうが、実はすごく辛いんじゃないかなって思ったんです。そういう思いを曲にすることで、少しでも伝わることがあるといいなと思って書きました。あの番組では僕が最年長だったので、何か問題があった時には、僕がフォローしないと。そう思えるようになったことが、自分の中ではデカかったですね」
一方で、表題曲でもある「23」は、自伝的なストーリーテリングで、自らや周りを鼓舞するような楽曲だ。
「23歳って、地元ではみんな結婚していたり、就職していたり。そんな中でも僕は、いまだに夢を追い続けているというか。でも僕の姿を見て、『俺もがんばる』って言ってくれる友達がいる。みんなが大人になっていく中で、そいつらを熱くさせる曲が作りたい。
そう思ったんです」
Rude-αの根底にあるのは、誰かの希望になりたい、という思い。
「音楽を始める理由は、お金を稼ぎたいとか、有名になりたいとかいろいろあると思うんですけど、僕が一番に思っているのは、“人の夢になりたい”ということ。今年中に『武道館でライブをします』って発表できたらいいなって思っています」