2020年3月4日 20:30
【anan50周年】「今や恐れ多いほど大物…」林真理子、あの人との思い出
ananにも「これがトレンドなんだ」というものを、これからも作り出してほしい。私も好奇心を奮い立たせ、皆さんと一緒にもう少し走っていこうと思います。
ananとの10の思い出
1、おしゃれなブランドは、ananが教えてくれました。
ananは昔からハイブランドより、ジャパンブランドを大切にする媒体でした。コム デ ギャルソンやワイズ、DCブランドの全盛期も支えていたと思います。私もワイズはよく着ていました。ギャルソンは恐れ多くて……。ファッションブランドのプレスの方やスタイリストはとてもキラキラとかっこよくて、私なんぞ近づけませんでした。
2、夜の原稿執筆は、編集部のライター部屋で。
連載を書き始めた当初は、完全に夜型の執筆だったんですが、真夜中にひとりで原稿を書くほど孤独で寂しいものはありません。そこで夜な夜な訪れていたのがanan編集部。仲良しのライター・トミちゃんや遅くまで仕事をする編集者がたくさんいて、寂しくなく仕事をすることができました。みんな、仲間に入れてくれてありがとうね。
3、マガジンハウスの2大イケメンが私の担当に。
35年もの間、私の連載担当者っていったい何人いたんでしょう。