2020年3月6日 20:00
女性たちの興味にリスペクト…秋元康、創刊50年のananを分析!
2020年3月、50周年を迎えたanan。そんなananにおける恋愛賢者であり、数々の企画にコメンテーターとしてご登場いただいた作詞家の秋元康さん。1986年に初登場以来、30年以上もの間、誌面を間近で見てきた立場から、なぜananは50年続いてこられたのか、分析していただきました。
女性たちの興味関心を、定点観測で見つめている。いつの時代にもそこにある、北極星(ポーラスター)のような存在。
ウェブをはじめとするSNSの台頭で雑誌不況がいわれる中、なぜananは50年続いてこられたのか?anan誌面のさまざまな企画に鋭いコメントを寄せ、連載していただいたこともある、作詞家の秋元康さんは、
「ananが“ずっと変わらない”というのが大きな理由ではないでしょうか。今はネットの時代といわれながら、世間の人々が何に信憑性を感じるかといわれれば、それは圧倒的に新聞です。ネットにいくらスピードがあっても、人はニュースソースはどこ?と気にし、その記事の最後に『新聞』とあれば、本当だと信じる」
と、語る。
そこにはブレない軸があり、長い間人々から信頼される経験値があるからとも。
「同じようにananには、女性たちの興味や関心を定点観測で見てきたという実績があるんです。