2020年3月7日 19:00
秋元康「ミーハーを堂々とやる」50周年ananを分析!
と、誌面が下品に転ばない強みもあると。
「過去、ananで本木雅弘くんがヘアヌードになった時もそうでしたが、若いタレントが下着姿になっても、俳優が裸でラブシーンを誌面で演じても、ゲスにならない優位性がある。だからこそ読者も安心して手に取るんです」
その優位性を保つために、今後は何を仕掛けていけばいいのだろうか?
「ぜひ女の子の表紙でヒットを飛ばしてほしい。世間では無名でもananが目をつけた女優なりタレントが、表紙に起用される。なんでこの子が?と世の中がざわざわし、でもいいよね!と認められ、雑誌がヒットする。その揚げ句に、ハイブランドがその子と契約するなんて図式が作られた時に、ananはまた次の次元に行けると思う。ananという媒体力を世間に見せつけてほしい」
50年続いた信頼やブランド力を強みに、今後も次の50年を目指したいanan。
秋元さん、これからもananを見守り、支えてください!
あきもと・やすし1958年、東京都生まれ。
作詞家。高校時代から放送作家として活躍し、’83年以降、作詞家として、美空ひばりの「川の流れのように」など数々の大ヒット曲を生む。昨年、企画・原案の日曜ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)