くらし情報『口の中で温めて!? 体に負担をかけない“お酒”の飲み方』

2020年3月13日 19:00

口の中で温めて!? 体に負担をかけない“お酒”の飲み方

憂鬱な時期を、体質別養生で快適に。中医学や養生法に詳しい櫻井大典さんによる「Daily(デイリー)養生」。今回のテーマは「お酒」です。
口の中で温めて!? 体に負担をかけない“お酒”の飲み方


もうすぐ4月。年度が替わるこの時期は、歓送迎会でお酒を飲む機会が増える時ですね。漢方相談でもよく「お酒はどれくらいなら飲んでいいのか」と聞かれます。けれど結論から言ってしまうと、お酒は、中医学的には体には必要のないものなのです。お酒は体に「湿熱」をもたらし、極寒の中で暖を取ったり、寒さから来る肩こりを緩めるためにほんのひと口飲むのは有効なのですが、それを過ぎると今度は体に余分なものを溜める原因になってしまいます。
その余分なものとは「痰湿」。ヘドロのような病理副産物で、むくみやだるさ、肌荒れなどを招くやっかいな存在です。左党のみなさんには残念なお知らせなのですが、中医学の視点で考えると、やはりお酒は控えるべきものといえます。

「解酒毒」効果がある、柿やりんごなどの果物を。
とはいえお酒には、みんなで楽しく飲むことでストレス発散になったり、コミュニケーションに役立つという一面も(僕も時々飲みます)。そんな時のために今回は、なるべく体に負担をかけない飲み方をお伝えします。

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