くらし情報『口の中で温めて!? 体に負担をかけない“お酒”の飲み方』

2020年3月13日 19:00

口の中で温めて!? 体に負担をかけない“お酒”の飲み方

まず第一に心がけたいのが、冷たいお酒は避けること。冷えたビールや氷入りのサワーは湿熱をもたらすだけでなく、内臓を冷やして脾や胃の働きを弱めてしまいます。氷なしの飲み物か、温かい日本酒や紹興酒などを選ぶようにしましょう。ちなみに中医師が集まる宴席ではみんな、常温のお酒も、手で酒杯を包んで温めながら飲んだりします。さらに、しばらくお酒を口に含んで温めてから飲む人も。体にダメージを与えないお酒の飲み方として、ぜひ参考になさってください。

また、お酒と一緒に食べるおつまみにも注意を。体に負担をかける揚げ物や味の濃いもの、刺し身などの生ものは避け、火が通った野菜料理を中心に少しずつ食べるようにしましょう。
悪酔い防止効果がある、しょうがやあさり、里芋、緑豆もやしが入ったメニューもおすすめです。

そしてお酒を飲んだ翌朝には、「解酒毒」作用のある柿やグレープフルーツ、りんごなどの果物を。ただし果物には体を冷やす作用もあるので、ほどほどに。お酒の選び方や養生食の知識を持っておきつつ、やはりお酒の量を過ごさないことが一番の予防策であることを、忘れないでくださいね。さくらい・だいすけ漢方専門家、国際中医専門員。

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