2016年2月12日 09:00
“捨て変態”演じた夏帆「だいぶキテるな、だいぶ変態だな」
かほ1991年、東京都生まれ。‘03年にデビュー。‘08年に映画『天然コケッコー』で日本アカデミー賞新人俳優賞など多数受賞。
以後、映画、ドラマ、舞台などで活躍。公開中の映画『ピンクとグレー』にも出演。
放送中のドラマ『わたしのウチには、なんにもない。』で主演をつとめる夏帆さん。かなりクセのある役どころに、戸惑うこともあるという夏帆さんに、撮影の裏話を聞きました。
「“変態”…なんですよね」
『わたしのウチには、なんにもない。』での役どころを夏帆さんに伺うと、そんな答えが。原作は、主婦でマンガ家のゆるりまいさんのコミックエッセイ。
ある日モノを捨てることの快感に開眼すると、卒業アルバムからダイニングテーブル、さらにはペアリングまで捨ててしまう…。怒涛の「捨て変態」ライフが綴られます。けれど漫画で描かれるゆるりさんの言動は、かなりコミカル。実写でどう演じるのか気になりますが…。
「とにかく振り切ってやっています。ここまでコメディ的な芝居をやりきったのは、初めてでした。監督の有働佳史(うどうよしふみ)さんの笑いのセンスが、すごく好きで。監督は、長尺ドラマは今回が初めての31歳の若い方なんですけれど、現場では“よく思いつくな”という演出の連続でした」