2016年2月16日 23:00
物件に猫がついてくる! 帰りたくなる「猫つきマンション」
キャットウォークが付いている物件も!
猫と暮らしたいのに住宅事情で飼えない…。そんな悩みに応えるべく、今、“猫付き”賃貸が増えてます。なかでも注目は、“住みながら保護猫をケアする”という物件。いったいどんなものなのでしょう?
この物件を企画したのは、NPO法人「東京キャットガーディアン」の代表を務める山本葉子さん。
「もともと、殺処分の恐れのある猫を引き取り、里親探しをする活動をしていたんです。一方で、単身者がマンションでペットを飼いたいけれど、物件がない、という状況がありました。大家さんが積極的でも、仲介不動産会社や管理会社の知識不足で、無理ということも多かった。ならばそこを上手く繋げて、大家さん、入居者、保護団体の三者による、<成猫の預かりボランティア>としての、猫付き物件をやってみよう、と思ったのが最初です。
マンションに居住をご希望の場合は、“適正な飼育者かどうか”の面談が、物件審査とともにあります。居住が決まったら、保護猫を1匹預かる形で飼育できます。また猫付きシェアハウスは、保護猫たちがシェアハウスに先に入居しており、その猫たちとの同居とお世話をすることを同意していただいた方に、マンションのケースと同様の面談審査をし、入居になります。