くらし情報『松居大悟「本当は早稲田に行きたかった。慶應はイヤだった」その理由は?』

2020年5月24日 19:30

松居大悟「本当は早稲田に行きたかった。慶應はイヤだった」その理由は?

慶應はおしゃれなイメージがあったのでイヤだったんですよ。オシャレはダサいと思ってたので。

――実際の大学はどうでした?

松居:思った通り、ほとんどの人がオシャレな感じでした。そういう慶應の雰囲気に馴染めない人たちが演劇サークルに集まっていたので、そこだけは居心地がよくて。チャラチャラしてる男たちに対しては「どうせあいつらおもしろくねえし」って勝手に決めつけて見下してました。同級生の女の子たちは、同じ人間とは思えなかったですね。かわいいし、いい匂いするし、まぶしかった。

――その演劇サークル内で立ち上げた劇団「ゴジゲン」が、作家としてのスタートになると。


松居:はい。ゴジゲンでは、僕自身のコンプレックスをテーマにして、いかにコメディで表現するかっていうのをずっとやってました。

――自身のコンプレックスをテーマにしようと思ったのは、なぜ?

松居:当時の僕が憧れていた表現が全部それだったんです。情けない泥の輝きを叫んでいたGOING STEADYとか、童貞のパワーをおもしろく書いたみうらじゅんさんと伊集院光さんの本『D.T.』とか。中学・高校と男子校で、モテないとか以前に、母親以外の女性と一切交流がなくて、大学に入っても、女性がこわかった。

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